犬を初めて迎え入れた時や今から犬を死付けていく時、どうやってしつけをしたらいいのか、と悩んでしまう飼い主さんは多いと思います。
しつけに対しての理解がまだ進んでいない段階でしつけをしようとしていませんか?
しつけは犬が亡くなる最後まで続くものです。
では、どのようにしつけをしていけばいいのかをまとめてみようと思います。
記事の目次
犬をしつける
犬をしつけるというのは、犬に言う事をきかせる為に教える事であるととらえる飼い主さんもたくさんいると思います。しかし、それは違います。
環境や育ちの異なる人間が夫婦となり、夫婦の間で暮らしやすくする為にすりあわせてルールを作り、そのルールの中で生活をしていくと思います。
犬をしつけるという事はそれが夫婦という間柄ではなく、飼い主さんと犬という関係に変わっただけと考えて下さい。
ストレスなく豊かに暮らすためのルールを教えるのがしつけなのです。
基本的になるしつけは?
しつけに関してはそれぞれ説明している記事がありますので、合わせて読んでみて下さい。
-
【犬のしつけの基本】犬のお手の教え方
犬を初めて飼う飼い主さんや過去に飼っていたけど、久々に飼い始めた飼い主さんにとっては、しつけは難しかったりうまく行かない事もあると思います。 しつけは犬が変われば性格や覚えるスピードも変わりますもんね ...
-
【犬のしつけの基本】待て・おすわりの教え方
一般的に飼い主さんがよくやる「待て」の使い方はごはんを前にして「待て」と言ってごはんを待たせます。 そして、少しできた時に「よし」と言葉をかけてからごはんを与える方法を行うと思います。 しかし、これは ...
-
【犬のしつけの基本】伏せの教え方
犬しつけの中でも特にメジャーで、覚えさせたいのがおて、おすわり、伏せだと思います。 その中でも今回は伏せの教え方を紹介します。 伏せができれば、飼い主さんとお出かけをしても静かに待っていることもできま ...
遊びの延長の上にしつけがあると思っていると、犬はそれぞれに対して楽しみながら覚えて行ってくれます。その上で大切なのは、少しでもできたらたくさん褒めてあげる事です。犬の覚えようとする意欲を大切にしながらしつけをしていってあげましょう。
そして、しつけが終わる時には犬が成功できるようにして終わらせてあげてください。
犬がしつけを始めるのは家族に迎え入れてから1ヶ月くらい経過し、信頼関係ができてきたと思ったタイミングから始めましょう。できれば基本となるしつけは1歳になるまでに覚えさせておきたいです。
犬をトレーニングする
しつけは遊びの延長にあるという話をしましたが、トレーニングはしつけの延長にあるものです。この時は教える飼い主さんがしっかりした知識を身につけて取り組んであげる必要があります。基本であるしつけを覚えた段階でその後に行うのは主に以下のトレーニングです。
トレーニング
・ハウス
リーダーウォーク
犬の行きたい方向に引っ張られないように散歩をする、リーダーウォーク。
飼い主主導で散歩をする事を言いますが、飼い主さんが左なり、犬が右になるようにして、飼い主と犬が平行に並ぶように歩きます。
完璧なリーダーウォークをする事が目的ではありますが、なかなか難しいこともあるので、まずは引っ張られてしまって、犬主体の散歩にならないようにだけしてみてください。
少しでもできたら小さく褒めてあげます。
大きく褒めてしまうと犬が興奮して立ち位置が変わってしまうので、注意してください。
リードを引っ張る癖のある犬の改善方法は以下の記事で詳しく解説しています。
合わせて読んでみて下さい。
-
【犬のしつけの基本】リード引っ張り癖のある犬の改善方法
犬のしつけと言われるとまず浮かぶのは「おすわり」「お手」「待て」などのコマンドを覚えさせることだと思いますが、それと同じように「散歩の方法」もありますよね。 犬が横にぴったりとくっついて良い子にお散歩 ...
ハウス
ケージやサークルを用意してあげて、その中に犬の居場所を作ってあげます。
そしてその中にいる時は落ち着いておとなしくしている事を覚えさせるのがハウスです。
ハウスの教え方はしつけの基本として以下で詳しく説明しているので、こちらも合わせて読んでみて下さい。
-
【犬のしつけの基本】ハウスの教え方
犬がいつもいるのはどこですか?ケージで飼っている家庭もあると思いますし、そのまま犬が寝転がれる空間を部屋の片隅に作ってあげて、そこでのびのび飼っている家庭もあると思いますが、どちらにしても犬が落ち着け ...
まとめ
犬と遊びながら行うのがしつけであり、しつけがあった上にトレーニングがあります。
犬に言う事を聞かせるという意味で上から押しつけてしまうと犬は楽しくなくなってしまいます。
しつけは楽しみながら覚えていく事で早く犬が覚えてくれるので、少しでもできたら褒めてあげながら楽しく行ってあげましょう。