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【犬との主従関係】確立されているかのチェック方法や確立する方法などを解説

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犬と人間はなぜ他の動物にはない主従関係を構築する必要があるのでしょうか?

それは犬は他のペットに比べて人間の生活に関わる事が多いからなんです。

犬との主従関係に関してはこちらの記事でも書いていますので、合わせて読んでみてください。

家の中だけではなく、外へ散歩しに行ったり、一緒に旅行したりする人もいたりします。こういった飼い主さんとの生活の中で飼い主さん以外の人間との接する機会も多く、人間の生活の中でのルールの元で行動する事がしっかりと義務化されているのです。

人間との生活を犬に教えるのは飼い主さんの役目ですし、犬のする行動は全て飼い主さんが責任を持つことになります。犬のいけない行動などをコントロールする為には飼い主さんの指示に従う事が必要で、犬は自分よりも強いリーダーにしか従いませんし、言う事はききません。

これは犬が群れで生活をしていたからであって、人間との生活で群れをまとめるリーダーの役割は飼い主さんが行う必要がある為です。その為には飼い主さんの指示には従うようにしつけをしないといけないのです。犬は自分よりも強いリーダーに対しての指示を聞いているだけで、ルールを守ろうとする意識はありません。

犬との上下関係をチェックしてみよう!

犬はとても向上心が高い動物です。今はきちんとした主従関係が築けていても、これからの飼い主さん行動や態度によってはこの上下関係、主従関係は簡単に傾いてしまいます。

この為、普段から犬の様子を細かくチェックし、飼い主さんは犬にとっても頼もしいリーダーであり続けないといけないのです。

普段何気なく指示を出しているコマンドも、可愛いからと甘やかしている状態も犬にとっては一つ一つが飼い主さんとの力量をはかっているチェックポイントになっているのです。

実際にチェックしてみよう

では、実際に飼い主さんとの上下関係のチェックをしてみましょう。

名前を呼んだらきてくれるか

犬との関係をチェックするのには「名前」というのはとても大事で、そしてとても有効です。

名前を呼んだ時、犬はすぐに反応して飼い主さんの元へ来るかどうかを確認してみて下さい。この時、気を付けるのは名前を呼ぶのは一度だけです。何回も読んではいけません。

それでも何回か読んでやっと反応するようなら主従関係は逆転している可能性が高いです。少し高度かもしれませんがおもちゃで遊んでいても呼んだらすぐにくるようにならないと主従関係は確率されていないと思っても良いと思います。

犬に触れますか?

犬は気を許してないと身体を触らせません。

口元や足先などに触れるかどうかが結構重要になるので、そこを触ってみて下さい。

犬にとっては足先や口は武器であり、とても敏感な場所でもあります。その場所を嫌がらず触ることができるかどうかを確認してみて下さい。

犬のどの個所を触っても嫌がらないようであれば主従関係はしっかりできていると思って良いと思います。

しかし、少しでも嫌がるようであれば関係を見直してみる必要があると思いますので、触られることに慣れてもらう必要があります。

一回の指示で従ってくれますか?

犬にとってはリーダーからの指示は絶対なのです。このチェック方法は何でもいいので何か一つ指示を出してみて下さい。

一回の指示で従ってくれれば主従関係はしっかりと構築されてる証拠です。これが遊んでいる時にも来てくれるようになったり、指示を出した時に従ってくれるなら主従関係は問題ありません。

リラックスポジションを行ってみる

リラックスポジションというのは犬を足の上に仰向けにさせる方法です。

犬のお腹は犬にとっては一番の弱点ポイントです。そのお腹をさらけ出した時にどう反応するかでチェックをする方法になります。

おとなしくしたがえば問題ないですが、嫌がったらしっかりと主従関係が構築されていない証拠です。
これは犬が自発的に行うのではなく、飼い主さんが強制的に行ってください。

問題行動をするかどうか

チェック方法は色んなものがあるのですが、日ごろの生活での問題行動もチェックのポイントになります。

問題行動とは、人間社会でのルールが守れていない事を言います。この時に飼い主さんの指示に従えるかが問題行動をしてしまうかどうかに繋がってくるのです。

もし、問題行動をした時にすぐに指示に従うようであればしっかりと飼い主さんを自分よりも上だと認識している状態になります。

言う事を聞かない場合は犬は、飼い主さんを自分よりも下だと思ってしまっている可能性が高いです。

言う事を聞かない場合にどうするのかは以下の記事で詳しく書いているので、あわせて読んでみて下さい。

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散歩の時にリーダーウォークができているか

リーダーウォークとまではいかなくても、リードを常に引っ張られるかどうかをチェックします。

引っ張られずにある程度リードに余裕がある状態でお散歩ができているなら問題はありません。しかし、常に引っ張られているのであれば、お散歩においては犬が飼い主さんを散歩している感覚でいるので、主従関係は犬が上だと思ってしまっています。

お散歩に関しての記事はこちらで詳しく説明しているので、合わせて読んでみて下さい。

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主従関係を確立する方法

犬にとっての主従関係は強いものが上になるというものではありません。

犬にとってはリーダーの判断は絶対であり正しく、リーダーの指示に従っていれば安全であると犬が思えなければ、犬は不安になってしまい、その不安がストレスとなって問題行動が起こってしまうのです。

飼い主さんは主従関係を作るのに不用意に厳しくしたり、命令したりしてしまいがちだと思いますが、落ち着いた態度をとり、犬が不安にならないようにふるまう事で犬に必要以上に多くの命令を出さずに安心感を与えてあげる事がリーダーにはまず求められるのです。

しかし、犬に対して暴力をふるうようであればリーダーになるどころか嫌われてしまっても仕方がないのです。

主従関係はどう作るのか

主従関係と言っても犬は犬種によってもしつけの方法が微妙に違ってきたります。

小型犬か大型犬かでも違いがありますし、愛玩犬からシェパードのような警察犬になる犬もしつけの方法が違うのです。その為、その犬種、犬によってもしつけの方法を少しずつ変えていく必要があるのです。

そして、成犬になっていたり、既にリーダーとして思ってもらえているなら特に根気が必要ですね。

良い主従関係を作るなら、まずは犬のわがままを許してはいけません。可愛いからといって愛でてしまいがちですが、そこは心を鬼にして無視する事も重要なのです。

しつけというとほとんど方はお手とおすわり、待てなどができるようにすると思っているかと思いますが、もちろんそれも大事です。

しかし、それとはまた別にゲージで飼っているならゲージから出して欲しくて鳴いている場合やおやつ、ご飯などが欲しくて鳴いたり、散歩に行きたくて鳴いたりしても犬の都合に合わせてはいけません。必ず飼い主さんの時間で行くようにしてあげて下さい。飼い主さん主軸で動くことが大事なのです。

ゲージから出して欲しくて鳴いても基本的には無視してください。時間が経って鳴き止んで、完全に落ち着いたら出してあげるようにしましょう。

ご飯も基本的には定時にしない方が良いです。バラバラの時間で、飼い主さんが与えても良いと思った時間に与えるようにしてください。

ご飯に関してはこちらの記事でも詳しく説明しているので、合わせて読んでみて下さい。

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犬が求めた時に何かをしてあげると、犬はわがままになり、自分が上だと思ってしまいます。その為、何か具合悪そうにしている場合を除いては求められても基本的には無視し、飼い主さんの時間で行ってあげるようにしてください。

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