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遠藤和博さんの経歴
出典元:http://www.endogtraining.com/
数々のテレビ番組出演で有名な遠藤和博さんはJKC公認訓練士です。
実家である、「遠藤愛犬学校」にて、10年間の修行を経て独立開業し現在は千葉県で自身の店舗を開業されています。各種イベントでの訓練実演やしつけ教室講師の仕事の傍ら訓練競技会では、 多くの上位入賞を果たしています。
2006年、2007年には、テレビ東京の人気番組「テレビチャンピオン」において、2回連続優勝を果たし、その後も数々のテレビ番組、専門誌の監修を手掛けています。訓練頭数1,500頭以上という豊富な実績があり子犬や問題行動を抱える犬のしつけに大変熱心に取り組まれています。
遠藤和博さんはどんな方なのか？
現在は東京、神奈川、埼玉、千葉を対象に地域に根差したしつけ教室やペットホテル、ペットケアなどの専門店を運営されています。数々のテレビ番組にも出演し、その明確で即効性のあるしつけ手法は高く評価されています。
実は遠藤和博さんはご夫婦で犬のしつけを仕事とされていることでも有名で、奥様の師匠が警察犬や特殊使役犬の訓練で有名な藤井聡さんということもあり、犬との主従関係を重視したしつけ手法を取り入れられている方です。犬の問題行動解消に非常に熱心で飼い主の願う即効性のあるしつけを提唱されています。
また2003年には技術向上を目指し、ドイツへ研修の経験もあり犬のしつけにおいて豊富な知識を持たれています。
遠藤和博さんのしつけ方法
遠藤和博さんのしつけでは「チョークチェーン」を用います。チョークチェーンとは一本の紐状の鎖を犬の首に巻き、鎖の緩急で犬の行動をコントロールする手法です。
例えば散歩中に犬が飼い主と適切な距離を保ち歩いているときは鎖は適度なゆるみがあり、犬も不快感を抱きません。
しかし犬が激しく興奮したり、強く引っ張ると自然と首の鎖は締まり、犬は息苦しさを感じます。この息苦しさが犬へのサインとなり、自身の行動が誤っていることを認識させ、問題行動を改善するという手法です。
この手法は、飼い主自身への負荷も少なく、女性でも簡単に大型犬や力の強い犬をコントロールできることがメリットです。
また犬が誤った行動を取った時に、瞬時にバツを与え、誤りを認識させることが出来るので、大変効果的な方法だと評価され、警察犬や特殊使役犬のしつけにも用いられています。
遠藤和博さんのしつけではこの手法が用いられ、犬を初めて飼う方、犬の扱いに慣れていない方でもしつけに取り組むことが出来ます。
遠藤和博さんのしつけの考え方
しつけにおいては
・〇×は身体的なショックを利用し認識させること
・ご褒美は多いに誉めること
が基本となります。
非常に明快な手法で、間違った行動、問題行動には身体的なショックを与えるという方法です。犬はその不快感や警戒心から行動とショックの関係性を自ら理解し、問題行動を解消するという仕組みです。
つまり飼い主が躍起になって犬を叱ったり、手を挙げるという事を一切しなくても犬自身が自分の行動の誤りを認識し、自ら改善に向かいます。
この方法はすでに問題行動を起こしている犬にも効果があり、非常に即効性がある上に根本的な問題の解決を期待できます。
犬の問題行動と言えば
・飛びつき
・無駄吠え
・他犬への威嚇、吠え付き
などがあります。
いずれも条件反射的に突然始まり、飼い主が叱る声や指示の言葉を出してもまるで聞き入れる余地がありません。このような場面で、チョークチェーンを用いると瞬時に犬の体に飼い主の指示を伝えることが出来、犬は我に返り指示に従います。
問題行動の解消には犬に一旦冷静さを取り戻させ、飼い主の指示に注目をさせる必要がありますから、そのきっかけをつくるという意味でこの手法は大変効果があります。
もちろん室内でもこの手法は活用でき、玄関チャイムの無駄吠えが起こった時も、言葉で叱るのではなく首元のチョークチェーンを軽く引っ張るだけで犬にサインを伝えることが出来ます。
遠藤和博さんのしつけの特徴
遠藤和博さんのしつけではすでに問題行動があり悩んでいる飼い主さん、手を焼いている飼い主さんに多いに好評です。
犬を初めて飼う方、問題行動に悩んでいる方にとって犬との関係性を一から構築する、時間をかけて問題行動を改善するという悠長な時間はありません。すぐにでも改善をしたいと誰もが考えています。そのような時、チョークチェーンを使い〇×を瞬時に犬に伝えることが出来る手法は大変明快で即効性があります。
ただこの手法は
・先天性の特長で気管支が弱い犬
・反抗心の強い犬
には不向きな場合もあります。
犬は不意に与えられる体罰のような首への負担に常に緊張感を抱いたり、飼い主への不信感を募らせる事があるからです。またこの不快感をあえて無視をして我を通すこともあります。このような場合、チョークチェーンだけでは効果を引き出せず、飼い主の言葉による指示も重要であることがわかります。
遠藤和博さんの教材内容
出典元:http://www.1endog.net/
遠藤和博さんの教材の内容は冊子とDVD3枚のセットになります。
冊子テキスト157ページ
最初の方に犬を飼うにあたっての心構えなどの内容が書かれています。そして後半にはプレミアムな特典が収録されています。
冊子の前半
1章 犬の十戒
2章 犬を飼う前に
3章 犬の事を知ろう
4章 さぁ、犬を迎えよう
5章 いよいよ犬がきたよ！
6章 犬をしつけよう！
7章 間違った接し方をしてはいませんか？
8章 訓練方法
9章 吠える犬
10勝 訓練機器を使う意味
冊子の後半
プレミアム特典1～15
1章 愛する犬と信頼関係が築けて、言う事を聞いてくれる方法
2章 遠藤トレーナー直伝！犬をしつける10の秘密
3章 多頭飼いをする方へ
等の15種類の特典が収録されています。
スマートDog DVD基本編
主従関係の重要性やコントロール方法などの基本的なしつけが収録されています。
この中にはお座り、伏せ、待ての教え方も含まれています。
1日目 主従関係の重要性
2日目 目指せ！スマートドッグ「スマートコントロール」「スマートカラー」の解説
3日目 お座り
4日目 伏せ
5日目 待て
スマートDog DVD応用編
こちらにはお散歩の仕方、ハウス、来い、飛びつき、拾い食い、噛み癖、無駄吠え、お留守番、トイレなどのしつけの方法が収録されています。
6日目 お散歩
7日目 ハウス
8日目 来い
9日目 飛びつき
10日目 拾い食い
11日目 噛み癖
12日目 無駄吠え
13日目 お留守番
14日目 トイレ
この順番で見る必要はそこまでないので、初めに1日目、2日目をしっかりと観て、そこからは今の自分の犬の問題行動に対してのしつけの方法の項目を観てそれを実践していくだけになります。
スペシャルDVD
こちらには遠藤さんから飼い主さんに伝えたい事、主従関係について、スマートカラーの使い方、しかり方、褒め方、しつけのテーマ、散歩に関して、吠えに関して、噛み癖、拾い食い、飛びつき、留守番、ハウス、トイレに関してなどの事を遠藤さんがお話しされているような内容になっています。
冊子テキストとDVDの詳細の解説
冊子テキスト
前半
初心者にもわかりやすく犬を迎える為の内容が書かれています。今まで犬を飼っていた経験がある方はこの辺はあまり新しい情報はないので、初めて犬を飼われる方向けの内容になっています。
後半
爪の切り方、シャンプーのやり方など、犬の様々な生活のサポートの方法などが書かれています。遠藤さんのしつけにはチョークチェーンを利用したしつけの方法もありますが、それの使用方法なども載っていました。
しかし、実際の使用方法の動画は購入者専用のサイトから出ないと動画が見られないようになっています。
DVDの基本編や応用編の内容に関して
遠藤さんの行うしつけの方法はスマートコントロール法とスナックコントロール法の2つの方式を使用してしつけを行っていきます。
この方式のやり方はDVDの方で実際に行っているやり方を見る事ができます。ただ、簡単に言うと、スマートコントロール法の方でしつけを行い、スナックコントロール法で補助を行うような方法をとられています。
スマートコントロール法というのはスマートカラーの事で、これはチョークチェーンを利用したしつけの事で、スマートカラーとはチョークチェーンの事です。
応用編は応用とは言っていますが、実際は応用というよりは基本編の続きといった内容になっていて、応用という感じではありません。分ける為にこのような言い方をしたのだと思います。
このDVDのキャッチコピーは「たった2秒で愛犬がおりこうさんになる」です。その為、どのしつけの方法も比較的即効性があるものが多く、簡潔にまとまっているので、あまり難しい事はありません。
その為、とても見やすく、理解がしやすいと思います。