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【犬のしつけ】遊ぶ時の「もってこい」の教え方

更新日:

飼い主さんが投げたボールなどを犬がキャッチし、それを持ってくるようにしつける事が「もってこい」です。

そもそもボールに対して興味を示した犬はしつけをすることなく持ってくることもありますが、持ってくることはできても放す事ができない犬も多いのです。

そして、そもそもボールに興味がない犬は、まずボールに対して興味を持ってもらう事から始めないといけません。

ボールに対して興味がない場合のしつけ

犬は基本的には動くものに対して興味を持ち、追いかける習性があります。

しかし、元々ボールに対して興味を示さない犬の場合は、飼い主さんがボールを持って、それを犬の目の前で素早く動かし、犬の興味を惹くようにしてあげます。

この時、手に持ったボールに興味を示したらおやつをあげて褒めてあげましょう。

これをしていく事で最初はボールに対して興味がなかった犬もだんだん興味が出てきて、ボールのニオイを嗅いだり、ボールをとろうとしたりしてボールに少しずつ興味を示してくれるようになります。

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もってこいのしつけ方

ボールを追いかけてくる

犬がボールに対して興味を示したらそのボールを軽く投げてみて下さい。最初は遠くまで投げる必要がないので1mくらいで十分です。

ボールが転がった先まで犬が行くことができなかったとしても、少しでもボールを追いかけるような行動をしたらしっかりと褒めてあげます。

ボールが転がった先まで行けたら

ボールをとる事ができなかったとしてもボールが転がった先まで追いかけていく事ができたら、持ってくる事ができなくてもしっかりと褒めてあげましょう。

褒めてあげる事でボールを追いかけると良いことがある、と犬が理解してくれます。

コマンドを覚えさせる

上記の事を繰り返し行っていき、ボールが転がった先まで行くことができたら、次に行うのはコマンドを教える事です。

コマンドはどんな言い方でも問題ありません。

もってこい」でも「もってきて」でも「もっておいで」でもいいので、犬に対してコマンドで指示をしてあげましょう。

ただし、一度決めたコマンドは変えず、必ず決めたコマンドをずっと使うようにしましょう。「もってこい」と言いながらボールを投げてあげ、たとえボールを持ってくることができなかったとしても、ボールを最後まで追いかける事ができたら褒めてあげて下さい。

コマンドは日本語と英語どちらが良いか迷ったらこちらを読んでみて下さい。

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投げる距離を伸ばす

最初は1mくらいで問題ないですが、追いかける事ができたら少しずつ距離を伸ばしてあげましょう。

この時、ボールを持ってくることができなかったり、最後までボールを追いかける事ができなかったとしても追いかける事ができたらしっかりと褒めてあげる事が大事です。

褒める事でどんどん犬は自分からやることができるようになります。

そして、距離を伸ばしても最後までボールを追いかける事ができたらこの段階までは成功として良いでしょう。

ボールをくわえさせる

ボールをくわえるようにする

ボールを追いかける事ができたら、次にするのは犬がボールをくわえる事です。

もってこいのコマンドと同時にボールを投げて、犬が追いかけたあと、少しでもくわえるような動作をする事ができたら褒めてあげます。この時は一度くわえたボールを離してもしまってもOKとしてあげましょう。

ボールを持ってくるようにする

くわえる事ができても途中で落としてしまう犬もいます。最後までくわえる事ができなくても、最後までくわえる事ができるように何回も繰り返して練習をしてあげて下さい。

もし、飼い主さんにボールを渡すことができなくても飼い主さんの所まで持ってくることができたら次のステップに進んでもOKです。

ボールを放してもらう

くわえてきたボールを放さずに飼い主さんに渡せない犬はたくさんいます。

だからといって犬から無理やり取り上げるのはしないでください。これをするとボールの引っ張り合いになってしまい、今度は引っ張り合いの遊びだと犬が勘違いしてしまうからです。

渡すことができなかったとしても地面にであっても放す事ができたらしっかり褒めてあげて下さい。

犬自ら話してもらうようにするにはおやつを使ってあげると良いです。ボールをくわえたままだとおやつを食べる事はできません。その為、おやつが好きな犬ならすぐにボールを放してくれるはずです。

放してくれたら褒めてあげて、おやつを与えて下さい。

犬にコマンドをおぼえてもらう

ボールを放してほしい時のコマンドは基本的には「out」や「放せ」などがありますが、どれでも問題ありません。ただ、必ず一つに決めましょう。

最初は「out」とコマンドを出しながらおやつを見せてあげてもOKです。ボールを放す事ができたら褒めてあげて下さい。

ボールを持ってくる場所はどこまでにするかは飼い主さんが決めてしまっても問題ありません。

例えば、手のひらを出しながらちょうだいをして、犬が手のひらにボールをのせる事ができたらOKなど。

ただし、最初はできない事が多いので、落としてしまってもOKにしてあげても良いでしょう。

まとめ

犬は大体が以下のような状態に当てはまると思います。

  • ボールを追いかける事ができても持ってくることはできない
  • ボールを持ってくることができても放す事はできない

しつけをしているとこれのどれかに当てはまると思います。

犬の中には全くしつけができないのに、初めてボールで遊んだ時から持ってくることと放す事ができる子もいます。

追いかけてくわえる事ができても放す事ができなくて、ちょうだいを楽しんでしまうような犬もいます。上手にできなかったとしても楽しんで遊ぶことができればそれでも問題ないと思いますので、あまり気にせず気長に行ってあげて下さい。

犬は褒めてあげる事でどんどん自分からやってくれるようになります。

褒めるしつけは大事なのです。

褒めるしつけの事に関してはこちらの記事で詳しく書いていますので合わせて読んでみて下さい。

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