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【犬のお手入れ】犬のシャンプーやドライヤーを使う時の注意点

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犬をお風呂に入れたり、雨に濡れてしまったりした時に、早く乾かすのにドライヤーを使う事があると思います。

しかし、そんなドライヤーも気を付けて使ってあげないと犬にとってはストレスになってしまったりしてしまうのです。

そんなドライヤーの使い方で間違って認識しているものやシャンプーに関しての紹介をします。

犬のシャンプーの回数

人間は毎日汚れを落とすためにお風呂に入りますが、犬は人間よりも繊細な為、皮膚の乾燥もしやすいのです。

なので、シャンプーを頻繁にしてしまうと皮脂を取り過ぎてしまうので、皮脂が不足してしまいフケを発生させる原因になってしまいます。

犬をシャンプーするのは多くても月に2回程度、少なくして月に1回でも問題ありません。

しかし、中には上記よりも頻繁にシャンプーをするように動物病院から言われる場合もありますので、その時は指示に従うようにしましょう。

この時は、一般的な犬用のシャンプーを使用するよりも病院で処方されたシャンプーを使うようにしてあげましょう。処方されるシャンプーの方が皮膚に対して負担がかからないようになっているので、実はお勧めなのです。

最初から処方してもらってそれを使い続けるのも病院が許可すれば問題ないと思います。

フケが原因で起こる病気はこちらを読んでみて下さい。

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シャンプーのやり方

キレイに流したいなら「泡シャンプー」を使う事をお勧めします。

泡シャンプーの作り方は、シャンプーを小さじ1くらいを容器に入れ、その容器にシャワーをでお湯を入れる事で泡状にする事ができるので、このやり方で作ることができます。

この際、お湯の量はできるだけ少ない方が泡になりやすくなります。この方法じゃなくてもスポンジでも泡を作ることもできます。

作った泡で犬の全身を優しく丁寧に洗って、洗い流すといった行為を3回程度行っていきます。

そして特に汚れが出やすい肛門周りなどはシャンプー液を直接取って念入りに洗ってあげましょう。シャンプーが終わったらお湯で割ったコンディショナーをかけてからお湯で全身を流してあげれば完成です。

シャンプー後の乾かし方

シャンプーが終わったらドライヤーでしっかり乾かしてあげて下さい。自然乾燥は比較的中途半端に乾いた状態になりやすいので、衛生的にもNGです。その為、しっかりと乾かして上げる事が大事です。

ドライヤーで乾燥させる時、パワーがある、サロンで使われているようなものがあると良いと思いますが、一般的なドライヤーでも問題ありません。

ただ、犬に対して使ってあげる時は注意しないといけない事があります。

やってはいけない事

大きな音を出すドライヤーを使う

犬の聴力は人間の4倍程度と言われていて、その中でも特に高音は人間よりもより多く聴こえていると言われています。

その為、ドライヤーのような大きな高音を立てるものは人間にとっては我慢ができるレベルですが、犬には「爆音」レベルに聴こえているのです。

その為、犬に対してドライヤーを使う時、人間用を使うならできるだけ清音設計がされているものを使ってあげるか、ペット専用のドライヤーを使ってあげる方が犬にはストレスにならずに済みます。

犬の皮膚に近づけてドライヤーを当てる

早く乾かせるようにと高温設定にして皮膚近くでドライヤーを使うのはできるだけ避けましょう。

ドライヤーの吹き出し口の温度は、実は高温にすると80度程度にもなるようで、一定時間当て続けると熱く、最悪の場合火傷を負ってしまう事もあります。

そうなってしまうと、皮膚トラブルに繋がりますし、火傷した箇所から細菌が入り込んでしまうと色んな病気になりやすくなる恐れがあります。

逃げ回る犬を押さえつける

ドライヤーをかける時、犬が居やがって逃げ回るのを理由に、押さえつけてドライヤーをかける飼い主さんがいます。

しかし、これをしてしまうと、犬はドライヤーに対して余計に恐怖心をいだいしてしまい、それを続ける事でドライヤーを見ただけで逃げ出すようになってしまいます。

押さえつけないようにする為、できるだけ高さがある台に乗せたり、ハンドフリーのドライヤーを使うなどして、できるだけ嫌がらないようにしながら乾かしてあげて下さい。

犬の正面から直接ドライヤーを当てる

犬の正面からドライヤーを当ててしまうと、犬がびっくりしてしまったり、目に風が当たったりして犬にとってはとても不愉快です。

その為、ドライヤーを使う時は背中やお尻などの顔から遠い位置から当てて乾かしてあげるようにし手上げて下さい。

これをするだけで犬のドライヤーへの恐怖心はだいぶ違ってきます。

タオルドライをあまりせずにドライヤーをかける

濡れた状態の毛に対して、あまりタオルドライをせずにドライヤーをすると、タオルドライをしっかりした時と比べて乾かすのに時間がかなりかかってしまいます。

その為、タオルドライをしてからドライヤーをかける、といったひと手間をくわえてあげるだけで乾燥時間はかなり減らせます。

タオルはどこにでも売っているようなものでも問題ないですが、今は吸水タオルも販売されていて、比較的安価で手に入るので、これらのアイテムを使って水分を落としてからドライヤーを当ててあげると良いでしょう。

ワンマーならトイレシートの他にも吸水性の高いタオルなども販売しているので、是非覗いてみて下さい。

良いドライヤーでの乾かし方

ドライヤーを使う時は短時間で一気に行う

タオルドライをしっかりとしてからドライヤーを当てると早く乾燥するという話は上記でしましたが、この時、一緒にブラシをしてあげると良いでしょう。

犬が途中で体調不良にならないように最初はお腹から当ててあげて、それから身体全体を乾かしてあげます。

お腹を最初にしてあげる理由は、お腹が最後になってしまうと自然乾燥で冷えてしまい、体調を壊してしまう場合がある為です。

ドライヤーの当て方は、当てた部分が乾いたら少しずつずらしながらかけてあげる事です。

同じ箇所をずっとかけ続けると上記でも挙げたように火傷の原因になってしまう事があります。

顔周りを乾かす時、できるだけ直接当てるのは避けたいですが、どうしても乾かさないといけない事もあるので、自分の手で当たる風の量を調整してあげると良いでしょう。

もしそもそも風が当たることを自体を怖がるようならドライヤーを当てるのは諦めてタオルドライをしっかりと行ってあげるようにして、無理をさせないようにしましょう。 

まとめ

犬は大きな音やうるさい音に対して敏感な為、それを嫌がります。

その為、清音設計のものを予め犬用として買っておいてあげると良いと思います。人間用でも静かなものはあるので、それでも問題ありません。

できるだけ犬のストレスにならないようにしてあげましょう。

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